[公開日: 2022 年 9 月 23 日午前 6 時 15 分 AEST]
[質問] レオン、7 歳、シドニー、オーストラリア
[答えてくれる先生] Janice Crerar
ジャニス・クレラー 先生
オーストラリア、チャールズ・ダーウィン大学 教育学講師
素晴らしい質問をありがとうレオン！
溶岩を見たことがありますか？あなたにはどのように見えますか？溶岩は、上の写真のように、赤くて燃えるような液体、または冷たくて暗い固体の場合があります。
写真では、溶岩が冷えた黒い固い岩の上を、真っ赤に熱い溶岩が流れているのを見ることができます。溶岩は溶けた岩であり、非常に高い温度のために溶けたもので、地表で見えるどんなものよりもはるかに熱くなっています。
岩が溶けるのにどれだけの熱が必要か想像できますか?これは、地表下の非常に高温の場所で溶岩がどのように作られるかについての手がかりを与えてくれます。
地下にある間、液体の岩はマグマと呼ばれます。通常は火山を通って惑星の表面に流れ込むと、溶岩になります。溶岩が冷えると、それは画像に表示されている暗い固い地面で、「火成岩 (igneous rock)」と呼ばれます。これはラテン語で「火」を意味するため（科学者はラテン語を多く使用します）、火の岩です。
溶岩がどのように作られ、どこから来るのかを理解するには、地表の下を旅する必要がありますが、これは危険すぎるためできません。岩が溶けるほど暑い場所に旅行することを想像してみてください。それはあなたに何をしますか?
代わりに、下の画像で地球の構造を見て、旅を想像することができます。
地球の構造は、表面から固体のコアまで、いくつかの層で構成されています。
Exosphere 外気圏、Thermosphere 熱圏、Mesosphere 中間圏、Stratosphere 成層圏、Troposhere 対流圏、Crust 地殻、Upper mantle 上部マントル、Lower mantle 下部マントル、Outer Core 外核、Inner Core 内核
私たちは地球の地殻を通ってマントルに入り、それから核に入ります。そこに着くと、地殻とマントルがほとんど固い岩であることがわかります。マントルの後に液体の外核、そして固体の金属の内核があることに気付くでしょう。
地球の核の温度は非常に高く、通常摂氏 5,000 ～ 7,000 度です。比べてみてください。チョコレートは約 80℃ で溶け始め、水道水は 100℃ で沸騰します。この非常に熱い核は、地球のオーブンのように機能し、地球を内部から加熱します。
その過程で、外側のマントルと地球の地殻の間の空間で、マグマが作られるマントルにマグマが見つかるかもしれません。マグマは熱と圧力によって形成されます。粘土のボールをできるだけ強く絞ると想像してください。つまり、ボールに圧力をかけます。マントルは液体の外核ほど熱くはありませんが、より多くの圧力があります。圧力は岩石マントルの動きによって引き起こされ、地殻を圧迫します。
この圧力と、地球の中心にある「オーブン」からの温度により、岩石が溶けてマグマが形成されます。マグマは開口部を通って地球の表面に移動し、これらの開口部は火山である場合もあり、新しい地殻を形成します。
多くの場合、太平洋の島々のように、新しい地殻が島に形成されます。これは、液体が海底の開口部から出てきて冷却し、陸地を形成するために起こります。
母なる地球自身の物語については、このビデオをご覧ください。ただし、注意してください: 石を火の中に入れて溶かそうとしないでください。破裂する可能性があります。それはまた今度聞かせてあげましょう。
この記事は、クリエイティブコモンズライセンス(CCL)の下で The Conversationと各著作者からの承認に基づき再発行されています。日本語訳は、archive for kidsの翻訳責任で行われています。Webサイトでオリジナルの記事を読めます。
