[公開日] 2023 年 2 月 15 日、午前 6 時 9 分 (AEDT)
[質問] コートニー、5 年生、ビクトリア州、オーストラリア
[答えてくれる先生] Sara Webb
こんにちはコートニー、なんて素晴らしい質問でしょう！
私たちの太陽系はかなり忙しい場所です。 惑星から月、彗星、小惑星まで、何百万もの物体が動き回っています。 そして毎年、太陽系を故郷と呼ぶ天体 (通常は小さな小惑星や速い彗星) がますます多く発見されています。
天文学者は 1846 年までに 8 つの主な惑星をすべて発見しました。しかし、それは私たちがもっと探すことを止めるものではありません。 過去 100 年間に、準惑星と呼ばれるより小さな遠方の天体が発見されました。現在、私たちは冥王星をここに分類しています。
これらの矮小惑星のいくつかの発見は、太陽系の郊外に何か他のものが潜んでいるかもしれないと信じる理由を与えてくれました。
9番目の惑星が存在する可能性はあるでしょうか?
天文学者が何百時間も費やして 9 番目の惑星、つまり「惑星 X」を見つけようとするのには十分な理由があります。 そしてそれは、私たちが知っている太陽系がそれなしでは本当に意味をなさないからです。
私たちの太陽系のすべての物体は、太陽の周りを周回しています。 速く動くものもあればゆっくり動くものもありますが、すべて重力の法則に従って動きます。 あなたと私を含め、質量のあるものにはすべて重力 (gravity) があります。 重いものほど、重力が大きくなります。
惑星の重力は非常に大きく、周囲の物の動きに影響を与えます。 それが私たちが「引力 (gravitational pull) 」と呼んでいるものです。 地球の引力は、すべてを地上に保つものです。
また、私たちの太陽は、太陽系のどの物体よりも最大の引力を持っています。これが基本的に、惑星が太陽の周りを周回する理由です。
可能性のある惑星Xの最大の手がかりを得るのは、引力の理解を通じてです。
予期しない動作
冥王星を超えた準惑星など、非常に遠い天体を見ると、その軌道が少し予想外であることがわかります。 それらは非常に大きな楕円形:elliptical (卵のように円形:oval-shaped ) の軌道を移動し、グループ化され、太陽系の他の部分と比較して傾斜して存在します。
天文学者がコンピューターを使用して、これらの物体がこのように移動するために必要な重力をモデル化すると、これを引き起こすには地球の質量の少なくとも 10 倍の惑星が必要であることがわかります。
惑星Xが実在するなら、おそらく海王星のような巨大ガス惑星だろう
それは超エキサイティングなものです！ しかし、問題は次のとおりです。この惑星はどこにあるのでしょうか。
私たちが今抱えている問題は、これらの予測とモデルが正しいかどうかを確認しようとすることです。 それを行う唯一の方法は、間違いなく言うは易く行うは難しである惑星Xを見つけることです。
狩りは続く
世界中の科学者たちは、何年もの間、惑星 X の目に見える証拠を探し求めてきました。
コンピュータ モデルに基づいて、惑星 X は海王星よりも太陽から少なくとも 20 倍離れていると考えられます。 月が夜に太陽光を反射することで輝いているのと同様に、反射できる太陽光を探すことでそれを検出しようとします。
月が夜に輝くのは、太陽の光を反射するからです。 惑星Xが存在する場合、それが反射する光が私たちがそれを見つける方法であることを願っています
しかし、惑星Xは太陽から遠く離れているため、非常に暗く、地球上で最高の望遠鏡でも見つけるのは難しいと予想されます。 また、一年中いつでもすぐに探すことはできません。
条件がちょうどいい夜の小さな窓しかありません。 具体的には、月がなく、観測している場所が空の右側に面している夜を待つ必要があります。
しかし、まだ希望を捨てないでください。 次の 10 年間で、新しい望遠鏡が建設され、空の新しい調査が開始されます。 それらは、惑星Xが存在するかどうかを証明または反証する機会を私たちに与えてくれるかもしれません。
天文学者は、9 番目の惑星があると考える理由を説明しています
この記事は、クリエイティブコモンズライセンス(CCL)の下で The Conversation と各著作者からの承認に基づき再発行されています。日本語訳は archive4kids の文責で行われています。オリジナルの記事を読めます。original article.
