虫食い算:説明


虫食い算とは?
  虫食い算とは,紙面上で行う加減乗除の問題及び計算過程の一部が伏せられており,そこに正しい数値を埋めるというパズルです.下に示すのは,加算の場合の例であり,四角の部分に入る数値を求めることになります.

遊び方
  パズルの実行を開始すると,以下に示す最初の画面が表示されます.その後,種類の選択によって,2 番目以降のように画面が変化します.初期値の桁数は小学校高学年レベルです。低学年児には適宜桁数を減らしてください。

  画面上の各値を設定した後,「ゲーム開始」ボタンをクリックすると,例えば,以下に示すような実行画面に移動します.各問題は,乱数を使用したプログラムによって作成されており,実行するたびに変化します.また,実行画面における「次の問題」ボタンをクリックすることによって,初期画面が表示され,新しい問題に移動できます.

  実行画面に入ると,上の図に示すように,問題と共に,画面の下部に緑色の 0 から 9 までの数字が表示されます.ある空白箇所に数字を設定したい場合は,画面下部に表示されたいずれかの数字をクリック(画面の最下部に,例えば,「 3 をどこへ?」が表示される)した後,その数字を設定したい空白部分(四角)をクリックします.すると,四角が消え,その場所に指定した数字が緑色で表示されます.後から,その数字を変更したい場合は,画面下部に表示されたいずれかの数字をクリックした後,変更したい場所の緑色の数字をクリックすることによって可能です.全ての空白が埋められると,正解の場合は「正解です!」が,また,誤りの場合は「間違っています!」が,画面の最下部に表示されます.誤っていた場合は,上で述べた手続きによって変更することが可能です.

桁数設定時の注意:初期値より大きな桁数はフリーズしやすくなります。

  加算及び減算における桁数に対しては,1 以上,9 以下の値を入力してください.なお,結果が負になるような問題は作成しません.乗算,除算に対しても同様ですが,空白部分の数に対しては十分注意してください.例えば,桁数が 1 である加算に対して,空白部分の数として 2 や 3 を設定すると,一意解が存在する問題が存在しないため,無限ループに入ってしまいます.また,4 以上の値を設定すると,空白を設定する場所が存在しないため,無限ループに入ります.桁数が大きい場合であっても,空白の数が多くなると,一意解か否かをチェックするための時間がかかり,無限ループに近い状態になります.一般に,空白の数を大きく設定すると,演算の種類,桁数,空白が設定された場所などによって違いがありますが,問題設定にかかる時間が非常に長くなります(場合によっては,無限ループ).
  乗算においては,被乗数( a × b における a の桁数)の桁数,及び,乗数( a × b における b の桁数)の桁数を指定します.「被乗数の桁数 + 乗数の桁数」は,2 以上,9 以下である必要があります.加算,減算と同様,空白部分の数に対しては,十分注意してください.
  除算においては,商( a ÷ b = c における c の桁数)の桁数,及び,除数( a ÷ b = c における b の桁数)の桁数を指定します.「商の桁数 + 除数の桁数」は,2 以上,9 以下である必要があります.加算,減算と同様,空白部分の数に対しては,十分注意してください.

画面がフリーズして反応しない場合は、画面をリロード(再読み込み)してください。

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