[Published: April 14, 2022 6.33am AEST] – サスキア、5歳、シドニー、オーストラリア
[答えてくれる先生]
ケン・アルドレン・S・ウスマン 先生
ディーキン大学 博士課程
ディラン・ヘイ 先生
ディーキン大学 循環経済イニシアチブおよびANFFディーキンハブ マネージャー (ANFF: The Australian National Fabrication Facility)
こんにちはサスキア、それは素晴らしい質問です!
衣服からカーテン、タオル、シーツまで、布地は私たちの日常生活のいたるところにあります。また、人々がそれらを「織物 – テキスタイル」と呼ぶのを聞くことがあるかもしれません。
人々は非常に長い間、布や織物を作っています。実際、人々はほぼ35,000年にわたってそれらを作ってきました!
まず、布地とは何かについて考えてみましょう。辞書によると、布地は繊維を編んだり織り合わせたりして作られた布です。
繊維とは何ですか?
繊維は髪の毛のようなものです。とても長くて細いです。
繊維は自然界から現れることがあります。一般的な天然繊維には、綿、絹、羊毛があります。
人間はまた、過去150年の間に自分たちで繊維を作る方法を見つけました。技術を使って石油を繊維に変えることができます。レインコートを防水にするために特別な繊維を作ったり、兵士のベストを防弾にすることもできます。
しかし、これらの細い髪のような繊維をどのようにして私たちが着るものにすることができるのでしょうか?
繊維から糸へ
まず、繊維を組み合わせて長い糸を作る必要があります。多くの繊維、特に天然繊維は非常に短いため、これは手際の良さが必要です。
綿繊維の長さは通常約3cmです。それはペーパークリップよりも短いです。羊毛は通常、長さが7.5cmの時に羊から切り取られます。これは、クレヨンの長さ程度です。
これらの短い繊維を撚り合わせて、長い糸を作ります。撚り合わせると、繊維が互いに擦れ合い、互いにグリップします。これは糸紡ぎと呼ばれます。
糸紡ぎ (この部分の説明は巻末の備考に参考Videoの紹介があります。- – 編集者注)
糸紡ぎの最初のステップは、繊維の束を取り、それらを並べ、髪をとかすようにそれらをとかします…またはあなたが長いあごひげをとかすように! 実際、それらを1枚のシートにまとめたとき、それを「あごひげ ‘beard’」と呼びます。
次に、シートを伸ばして長いチューブにします。伸びるにつれて、どんどん細くなっていきます。次に、それを撚って糸を形作ります。この繊細な繊維のシートは、そもそも幅が数メートルだったかもしれませんが、私たちはそれをねじって細い糸にします。
紡ぎ糸にはあらゆる種類があります。細かったり、厚かったり、硬かったり、柔らかかったり、伸縮性があったり、なかにはカットできないものすらあります。その性質はすべて、使う繊維と道具の設定により決まります。
紡ぎ糸を布に変える
紡ぎ糸ができたら、布地を作る準備ができています。これを行うには、織り、編み物、フェルトなど、さまざまな方法があります。
織り物は、碁盤のようなパターンで糸を上下に交差させて布地を作ります。編み物は、お互いを通過する、輪っか(ループ)をつなぎ続けて布地を編んで作ります。
フェルト化とは、羊毛の繊維が濡れて石鹸のようになるときに、繊維がすべて絡まるまで、繊維をこすり合わせます。次に、繊維を押し付けてフェルトと呼ばれる平らなシートにします。
こうした作業を手で行うと、織り物、編み物、フェルトづくりが非常に時間がかかることがあります!そのため、最近私たちは布づくりをスピードアップするためにしばしば機械を使用します。
布地の作り方 まとめ
このように、私たちは繊維から始めます。次に、それを長い糸に紡ぎます。最後に、糸を織ったり、編んだり、またはフェルト作りで布地にします。そして、サスキア、それが私たちが布地を作る方法です。
この記事は、クリエイティブコモンズライセンス(CCL)の下で The Conversation と各著作者からの承認に基づき再発行されています。日本語訳はarchive4kids(Koichi Ikenoue)の文責で行われています。オリジナルの記事を読めます。original article.